食品の事故情報の整理・分析

2018年(1月〜12月)の事故情報についての整理・分析

品目別に見た事故情報

  2018年の事故情報の状況は、年間総件数786件で、2017年の750件よりも36件増(前年比104.8%)となった。総件数の年毎の推移は、2009年-577件、2010年-651件、2011年-554件、2012年-705件、2013年-488件、2014年-643件、2015年-822件、2016年-839件である。月平均値は65.5件、月別の件数で平均値を上回った月は、6月(75件)、7月(73件)、8月(81件)、9月(73件)、10月(66件)、11月(81件)であり、1年間の中では後半に若干の増加傾向が見られたことは昨年・一昨年と同様である。

 品目別には、最も多いのは、「菓子」の181件(23.0%)で、前年の200件からは19件減少した。発生割合は、過去3年間(2015年-25.8%、2016年-26.1%、2017年-26.7%)より減少した。「菓子」が最多であるのは過去9年間(2009年~2017年)同一である。

 「菓子」に次いで件数が多かったのは「弁当・惣菜」で151件(19.2%)、次いで「水産食料品」60件(7.6%)であった。昨年との比較では「弁当・惣菜」が60件の大幅増(前年比165.9%)、「水産食料品」が24件の大幅減(前年比71.4%)となった。

 品目別の上位が「菓子」「弁当・惣菜」「水産食料品」の3品目であることは、2009年の調査開始以来変わらない傾向である。これら3品目に次ぐものとして、本年は「肉製品」が46件(5.9%)、「乳製品」が30件(3.8%)、「パン」が30件(3.8%)、「めん類」が30件(3.8%)、「野菜・果実缶詰・農産保存食料品」が27件(3.4%)、「その他調味料」が23件(2.9%)、「野菜漬物(缶瓶詰、つぼ詰めを除く)」が18件(2.3%)、「清涼飲料(茶・コーヒー飲料を含む)」が18件(2.3%)等であった。

各月の表示切替:      
(単位:件、%)
No 品目名 2018年
暦年合計
各月のデータ
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1 肉製品
46
(5.9)
2
(3.3)
4
(6.9)
8
(13.6)
5
(11.6)
4
(7.5)
4
(5.3)
3
(4.1)
1
(1.2)
6
(8.2)
3
(4.5)
3
(3.7)
3
(4.7)
2 乳製品
30
(3.8)
1
(1.7)
2
(3.4)
1
(2.3)
3
(4.0)
8
(11.0)
6
(7.4)
2
(2.7)
2
(3.0)
3
(3.7)
2
(3.1)
3 水産食料品
60
(7.6)
7
(11.7)
5
(8.6)
2
(3.4)
4
(9.3)
2
(3.8)
5
(6.7)
8
(11.0)
3
(3.7)
5
(6.8)
8
(12.1)
6
(7.4)
5
(7.8)
4 野菜・果実缶詰・農産保存食料品
27
(3.4)
2
(3.3)
2
(3.4)
4
(9.3)
2
(3.8)
1
(1.3)
1
(1.4)
1
(1.2)
1
(1.4)
2
(3.0)
6
(7.4)
5
(7.8)
5 野菜漬物(缶瓶詰、つぼ詰めを除く)
18
(2.3)
4
(6.7)
4
(5.5)
2
(2.5)
1
(1.4)
3
(4.5)
3
(3.7)
1
(1.6)
6 みそ
3
(0.4)
1
(1.7)
1
(1.2)
1
(1.4)
7 醤油・食用アミノ酸
1
(0.1)
1
(1.9)
8 ソース
4
(0.5)
1
(1.7)
2
(2.7)
1
(1.5)
9 マヨネーズ・ドレッシング
5
(0.6)
1
(1.7)
1
(1.9)
2
(2.7)
1
(1.4)
10 カレー・シチュー
11 スープ
4
(0.5)
1
(1.7)
2
(2.7)
1
(1.2)
12 めんつゆ
3
(0.4)
1
(2.3)
1
(1.3)
1
(1.5)
13 その他調味料
23
(2.9)
1
(1.7)
1
(1.7)
2
(3.8)
3
(4.0)
1
(1.4)
3
(3.7)
6
(8.2)
2
(3.0)
2
(2.5)
2
(3.1)
14 精穀・製粉
7
(0.9)
4
(6.7)
1
(1.7)
2
(4.7)
15 糖類
7
(0.9)
1
(1.7)
1
(1.7)
1
(1.7)
1
(1.2)
1
(1.5)
2
(2.5)
16 パン
30
(3.8)
3
(5.0)
3
(5.2)
2
(3.4)
1
(2.3)
5
(9.4)
1
(1.3)
2
(2.7)
3
(3.7)
3
(4.1)
2
(3.0)
3
(3.7)
2
(3.1)
17 菓子
181
(23.0)
14
(23.3)
21
(36.2)
21
(35.6)
5
(11.6)
15
(28.3)
18
(24.0)
11
(15.1)
20
(24.7)
21
(28.8)
9
(13.6)
18
(22.2)
8
(12.5)
18 清涼飲料(茶・コーヒー飲料を含む)
18
(2.3)
1
(1.7)
2
(3.4)
1
(1.3)
2
(2.7)
1
(1.2)
5
(6.8)
2
(3.0)
2
(2.5)
2
(3.1)
19 動植物油脂
2
(0.3)
1
(1.7)
1
(1.9)
20 茶・コーヒー(飲料は除く)
3
(0.4)
1
(1.7)
1
(1.7)
1
(2.3)
21 めん類
30
(3.8)
1
(1.7)
3
(5.2)
3
(5.1)
1
(2.3)
3
(5.7)
2
(2.7)
3
(4.1)
1
(1.2)
1
(1.4)
7
(10.6)
2
(2.5)
3
(4.7)
22 弁当・惣菜
151
(19.2)
15
(25.0)
9
(15.5)
11
(18.6)
9
(20.9)
9
(17.0)
22
(29.3)
15
(20.5)
16
(19.8)
10
(13.7)
13
(19.7)
10
(12.3)
12
(18.8)
23 冷凍調理食品
9
(1.1)
1
(2.3)
2
(2.5)
2
(2.7)
3
(3.7)
1
(1.6)
24 豆腐・油揚
14
(1.8)
1
(1.7)
2
(4.7)
1
(1.9)
1
(1.3)
2
(2.7)
2
(2.5)
1
(1.4)
2
(2.5)
2
(3.1)
25 レトルト食品
7
(0.9)
1
(1.7)
1
(1.7)
1
(2.3)
1
(1.9)
1
(1.4)
1
(1.2)
1
(1.6)
26 酒類
17
(2.2)
1
(1.7)
1
(1.7)
1
(1.7)
2
(3.8)
4
(5.3)
1
(1.4)
3
(3.7)
1
(1.4)
2
(3.0)
1
(1.6)
27 その他
86
(10.9)
2
(3.3)
3
(5.2)
1
(1.7)
5
(11.6)
4
(7.5)
5
(6.7)
8
(11.0)
14
(17.3)
7
(9.6)
8
(12.1)
15
(18.5)
14
(21.9)
合計
786
(100)
60
(100)
58
(100)
59
(100)
43
(100)
53
(100)
75
(100)
73
(100)
81
(100)
73
(100)
66
(100)
81
(100)
64
(100)
注1: ()内の数字は各合計に占める割合(パーセント)を示す。
注2: 事故内容が同一である社告が関係する製造メーカー、流通企業等から複数出されている場合には各社告を1件として複数カウントしている。
注3: ひとつの社告が複数の新聞、Webサイトに公表されている場合には、まとめて1件としてカウントしている。
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