食品事故情報

食品事故情報告知文

2019年6月17日に新聞や公的サイト(農林水産省、各地方自治体等)に掲載されたものです。

告知文
(大阪府)不当な表示を行っていた事業者に対する措置命令について
代表連絡先:府民文化部 消費生活センター 事業グループ
ダイヤルイン番号:06-6612-7500
メールアドレス:shohiseikatsu-center@sbox.pref.osaka.lg.jp
提供日:2019年6月12日
内容: 大阪府は、本日、株式会社かなたにに対し、同社が販売する「佐賀牛のカルビ照り焼き弁当」と称する商品に係る表示について、景品表示法に違反する行為(同法第5条第1号(優良誤認)に該当)が認められたことから、同法第7条第1項の規定に基づき、措置命令を行いました。なお、本件は、大阪市消費者センターと合同で調査等を行いました。
【1】対象事業者:
 事業者名:株式会社かなたに(法人番号6120001037701)
 代表者:代表取締役 金谷 直樹
 所在地:大阪府大阪市浪速区敷津西1丁目9番31号
 設立:昭和47年12月15日
 資本金:1,000万円
【2】対象事業者あてに発出した措置命令文書の抜粋:
 貴社は、自ら運営する「浪速の味 かなたに」と称する別表1の「対象店舗」欄に記載する弁当販売店(以下「対象店舗」という。)において、自ら製造し、販売する「佐賀牛のカルビ照り焼き弁当」と称する商品(以下「本件商品」という。)の取引について、不当景品類及び不当表示防止法(以下「景品表示法」という。)第5条第1号に該当する不当な表示を行っていたので、景品表示法第7条第1項の規定に基づき、次のとおり命令します。
1 命令の内容:
 (1) 貴社は、一般消費者に本件商品の販売に係る表示に関して、次に掲げる事項を速やかに一般消費者に周知徹底しなければならない。この周知徹底の方法については、あらかじめ、大阪府知事の承認を受けなければならない。
  ア 貴社は、本件商品を対象店舗で一般消費者に販売するに当たり、別表1及び2に記載された表示期間について、自社ウェブサイト、対象店舗のプライスカードと称する店頭表示物及び本件商品包装箱に貼付された商品原材料ラベルにおいて、商品名に「佐賀牛のカルビ照り焼き弁当」又は「佐賀牛のカルビ照焼き弁当」と記載することにより、あたかも本件商品の原材料に「佐賀牛」を使用するかのように表示して、一般消費者を誘引していたこと
  イ 前記アの表示は、本件商品の内容について、それぞれ、一般消費者に対して実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものであること
 (2) 貴社は、今後、本件商品又はこれらと同種の取引に関し、表示の裏付けとなる合理的な根拠をあらかじめ有することなく、前記(1)アの表示と同様の表示が行われることを防止するために必要な措置を講じ、これを貴社の役員及び従業員に周知徹底しなければならない。
 (3) 貴社は、今後、本件商品又はこれらと同種の取引に関し、表示の裏付けとなる合理的な根拠をあらかじめ有することなく、前記(1)アの表示と同様の表示を行うことにより、当該商品の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示す表示をしてはならない。
 (4) 貴社は、前記(1)に基づいて行った周知徹底について、速やかに文書をもって大阪府知事に報告しなければならない。
2 事実:
 (1) 株式会社かなたに(以下「かなたに」という。)は、大阪市浪速区敷津西一丁目9番31号に本店を置き、弁当の製造・販売等を営む事業者である。
 (2) かなたには、本件商品を自らが運営する店舗において、一般消費者に販売している。
 (3) かなたには、本件商品に関する表示内容を自ら決定している。
 (4) 佐賀牛とは、JAグループ佐賀管内肥育農家で飼育された黒毛和種(黒毛和牛)であって、社団法人日本食肉格付協会の定める肉質等級が5等級または4等級の最上位(脂肪交雑BMS値がNo.7)であるものとされている。
 (5) かなたには、本件商品を対象店舗で一般消費者に販売するに当たり、別表1及び2の表示期間について、自社ウェブサイト、対象店舗のプライスカードと称する店頭表示物及び本件商品包装箱に貼付された商品原材料ラベルにおいて、商品名に「佐賀牛のカルビ照り焼き弁当」又は「佐賀牛のカルビ照焼き弁当」と記載することにより、あたかも本件商品の原材料に「佐賀牛」を使用するかのように表示して、一般消費者を誘引していた。
 (6) 大阪府知事は、前記(5)の表示について、景品表示法第5条第1号に該当する表示か否かを判断するため、同法第7条第2項の規定に基づき、かなたに対し、期間を定めて、「佐賀牛」の表示の裏付けるとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、かなたには、当該期間内に表示にかかる裏付けとする資料を提出したが、当該資料はいずれも、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものであるとは認められないものであった。
 また、本件商品に実際に使用された牛肉の一部と、かなたにから任意に提出を受けた本件商品に使用する予定の原料牛肉が、牛肉のDNA分析により、原料原産地判別で「国産型」、品種(黒毛和種)判別で「黒毛和種以外の可能性が高い」と判定されており、かなたにと、かなたにに原料牛肉を納入していた事業者に対する調査の結果、本件商品の一部に黒毛和牛以外の国産牛肉が使用されていたことが認められた。
3 法令の適用:
 前記事実によれば、かなたには、自己の販売する本件商品の取引に関し行った表示は、景品表示法第7条第2項の規定により、同法第5条第1号に規定する、本件商品の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示すことにより、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示とみなされるものであって、これらの表示をしていた行為は、同条の規定に違反するものである。
添付資料:
 プライスカード (Pdfファイル、158KB)
  http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/attach/hodo-34846_5.pdf 
 商品原材料ラベル (Pdfファイル、597KB)
  http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/attach/hodo-34846_6.pdf
 自社ウェブサイトのカタログ (Pdfファイル、115KB)
  http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/attach/hodo-34846_7.pdf
弁当箱 (Pdfファイル、848KB)
  http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/attach/hodo-34846_8.pdf

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お詫びとお知らせ
 平素より格別のお引き立てを賜りまして、厚く御礼申し上げます。このたび、弊社が製?し大阪府内百貨店自社店舗にて販売いたしました「佐賀牛のカルビ照り焼き弁当」におきまして、大阪府知事から景品表示法第7条第1項の規定に基づく措置命令(令和元年 6 月 12 日付)を受けました。
弊社は、当該商品の原材料に「佐賀牛」と表示していたにもかかわらず、行政機関の DNA 分析で原材料牛肉は黒毛和種以外の可能性が高いと判定されたものが複数回あり、弊社及び納入業者に対する調査の結果、商品の一部に黒毛和牛以外の国産牛肉が使用されていたことが認められました。
弊社では定期的に納入業者から提出された、大阪市食肉市場(株)発行の「検査結果通知書」(牛肉の個体識別番号や産地が明記されたもの)で仕入れた肉が「佐賀牛」であるとの報告で使用しておりました。ただし、本来日々の納品書に記載されるべき個体識別番号の確認を怠り、結果的に「佐賀牛」と謳えない肉を「佐賀牛の照り焼き弁当」として販売するという事態が発生してしまいました。当該商品をお買い上げのお客様には多大なるご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
 つきましては、当該商品をお買い上げのお客様は、恐れ入りますが、下記弊社お問い合わせ先までお申し出いただきますようお願い申し上げます。弊社といたしましては、今後一層の商品管理体制の徹底に努めて参る所存でございます。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2019 年 6 月 12 日 株式会社 かなたに



<当該商品>:「佐賀牛のカルビ照り焼き弁当」(1人前)
<販売価格>:税込み1,566円 (2019 年 4 月 12 日時点の税込み価格)
<販売期間> :2009 年~2019 年 4 月 12 日(金)
<お問い合わせ先>:〒556-0015 大阪市浪速区敷津西 1 丁目 9 番 31 号 株式会社 かなたに 電話番号 06-6641-3064 受付時間 誠に勝手ながら、午前 9 時より午後 5 時までとさせていただきます。
注1: URLは掲載時点のものです。リンク切れの際はご了承ください。
注2: この情報は被害の未然防止、同種事故の発生防止等を目的に提供しているものです。
注3: このサイトでは過去1年間の告知文を掲載しています。
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